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三原色で考える本機校正の重要性
ガリバーマーケティング部の小川です。

今年ももうすぐクリスマスです。

街を歩けば、大小さまざまなイルミネーションが広がり、クリスマスツリーの装飾はきらびやかに輝いています。
すれ違う広告も冬を連想させるデザインであふれています。

今回はそんなクリスマスシーズンには欠かせない光と色のお話です。
ひとえに色といっても濃い色から淡い色、暖色と寒色と中性色、有彩色と無彩色など多くの分類ができます。
人の目で認識できる色は“光の三原色”と“色の三原色”と呼ばれる2種類の3色構成から生まれています。

まず始めにこの2種類の3色構成についてご紹介いたします。


○光の三原色
光の三原色はレッド・グリーン・ブルーの3色で構成された、発光して見える色を指します。

“光”とは空間を伝わる電磁波であり、人の目で認識できるものを可視光線と呼びます。
その電磁波の波長の違いで、それぞれ色の見え方が変わります。
※赤外線や紫外線などは目視できない波長の電磁波のため、肉眼では色として認識できません。

日常で目にする物の色は、対象物に反射した光の色によって決まります。
例えば、レモンはレッドとグリーンの光を反射する性質をもつため、その2色が重なることで“レモンは黄色”と認識しています。
このように光が持つ色の重なり具合によって見え方が変化していくことを「加法混色」と呼びます。
光の三原色は3色の光が混ざり合うほどに白色へと近づき、逆に全ての光を断つと黒(暗闇)になります。


○色の三原色
色の三原色はシアン・マゼンタ・イエローの3色で構成された、光の反射で可視化できる色を指します。

主に印刷のインキなど塗料で用いられるのが色の三原色です。
この3色は光の三原色と対照的に混ざりあうほど黒色へと近づきます。しかし完全な黒にはなりません。
そのため、キープレートと呼ばれる4つ目の色として、3色では表現のできない黒を追加します。
シアン・マゼンタ・イエロー・キープレートの4色(CMYK)のインキをまとめてプロセスインキと呼びます。

では、この色の三原色を使った印刷物を人はどのように色と認識しているのか?

色の三原色はそれぞれ、シアンはレッドの光、マゼンタはグリーンの光、イエローはブルーの光を吸収する特性があります。つまり、印刷の色は特定の光を吸収して、反射する光を減らすことで認識できる色を表現しています。
このように反射する光を制限して色を表現することを「減法混色」と呼びます。
ちなみに白色も色の三原色の印刷では表現することができないため、印刷する用紙本来の白地を活かしています。
色は印刷にとってなくてはならない要素です。
このコラムをご覧いただいているパソコンやスマートフォンのディスプレイは、光の三原色を用いて色を表現しています。
一方、印刷物の多くは色の三原色+黒の4色(プロセスインキ)で色を表現しています。
※プロセスインキとは別に特色インキもございます。

どちらの三原色もさまざまな色を表現することができますが、光の三原色の方が表現の幅が広く、色の三原色では表現が難しい色でも鮮やかに表現することができます。
裏を返せば、ディスプレイで見る色と印刷した色では同じデザインであっても若干の違いが出てしまうことがあり、ディスプレイで制作されたデザインをそのまま印刷するとくすんで見えるといったケースが生じることがあります。


では、印刷の色を理想の色に近づけるにはどうしたらよいのか。


そこで重要となる工程が“本機校正”です。

“本機校正”とは、本番の印刷と同じデザインデータを本番と同じ機械と紙で印刷をして、刷り上りの発色を直接見て確認する工程を指します。

この工程を本番の印刷前に行うことで、ディスプレイ上で見る絵柄と実際に印刷された絵柄との色の差を確認できるため、本番の印刷前にデータの修正や印刷工場での出力調整ができ、より理想に近づけた印刷が可能になります。
また、事前にデータ上で色に違いをつけて複数パターン印刷をし、見比べることもできます。

ガリバーが得意とする広告印刷の中にも色を重要視するものが多くあります。
例えば人物写真を使う場合、どんなに笑っている写真でも色が暗かったり影が濃いと同じ表情でも印象が大きく変わります。そのためモデルの印象ひとつで商品のイメージにも影響が出てしまうことになります。
また、食品や景色などの写真を使う場合、撮影対象と写真のデータで見え方が近くても、写真がデータで保存されているため、印刷をすると実際に目で見た撮影対象の色よりくすんでしまうといったケースがあります。
これらの写真は見え方ひとつで購買意欲に直結するため、特に本機校正の実施をオススメしています。
そして、印刷物と実際の商品のイメージが違ったために起こりえるリスク(クレームや刷り直し等)を回避するため、特に大ロットの印刷の際も本機校正をオススメしています。
もちろん小ロットの印刷でも本機校正は実施可能です。

本機校正は実際の印刷機を動かす工程となるため本番の印刷とは別に時間と費用がかかります。
ですが、お客様に魅せるデザインに仕上げるため、そして想定外のリスクを避けるためにも大切な工程であると我々は考えています。
具体的な校正手順や期間、費用等は随時ご相談を受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。


最後に繰り返しになりますが、“光の三原色”と“色の三原色”では表現できる色の領域が異なります。
そのためディスプレイでみるデザインデータと100%色を合わせることは技術的に難しいのが現状です。
ですが、少しでも理想の色に近づけるべく、ガリバーではデザイナーや印刷オペレーターによるプロの技術と高性能色調管理装置を駆使して、お客様に理想の製品をお届けしています。

理想の色をサンタクロースに代わり我々ガリバーが叶えていきます。
株式会社ガリバーでは、発想から発送までワンストップでサポートいたします。
今回ご紹介した事例の詳細やその他DMサンプル、成功事例などお気軽にお問い合わせください。

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