今回は、封入DMの定番でもあるPP封筒について、圧着DMとの違いを交えてご紹介します。
PP封筒とは?
PP封筒とは、“ポリプロピレン封筒”の略称でフィルム状のプラスチック製封筒を指します。
PP封筒を使ったDMは、カタログやチラシ、返信はがきやサンプル品など複数のアイテムを封入することができます。
PP封筒DMと圧着DMの違い
開けやすさの違い
最近のPP封筒はミシン目が入っている仕様や開封テープ付きの仕様など、簡単に開封できるものが増えています。しかし、これらのPP封筒は通常のPP封筒と比較して価格が高めであまり一般化されていません。多くの場合はハサミなどを使う必要があり、開封に手間がかかります。
一方で圧着DMはワンタッチで開封できるように作られているのでPP封筒よりも手軽に開封できます。しかし、水に弱いため雨などで濡れてしまうと破れやすくなり、印刷も裏移りしてしまうことがあるため乾かしてから開封する必要があります。
開封後の違い
PP封筒は捨てる際に分別が必要なため、その面倒さからクレームに繋がってしまうケースがあります。
一方で圧着DMは燃えるごみとしてそのまま処分ができます。
PP封筒から圧着DMに切り替えた事例
次に、PP封筒DMを実施したところクレームの電話が多く業務に影響が出ているとご相談を受け、圧着DMに切り替えた事例をご紹介します。
以前は複数枚のチラシをPP封筒に封入して投函していましたが、お客様より「分別が面倒」「封筒が開けづらい」といったお問い合わせを数多く受けていました。
そこで、封入が可能なガリバーのサンプルinメールをご提案しました。
PP封筒から圧着式のサンプルinメールに切り替えたことで、プラスチックゴミを分別する必要がなくなり、PP封筒に関するクレームが0件になりました。
クレームが無くなったことで業務効率が上がり、見えないコストの削減に繋がったと喜びの声をいただきました。

環境対策への取り組み
昨今、海洋プラスチック問題によりプラスチック製品削減の取り組みがされています。
DMも同様に、環境への配慮と企業のイメージアップのためPP封筒DMから紙製の圧着DMへ切り替えたいというご相談が増えています。
また、森林の保全を目的に、適切に管理された森林から作られたFSC認証紙を使った紙製品の需要も高まっており、環境へ配慮した企業の取り組みが広まりつつあります。
ガリバーでもFSC認証を取得していますので、FSC認証紙を使ったDMをご発注いただけます。
現在PP封筒DMを実施していて効果にお悩みの方、新しいDM施策や環境対策に興味のある方はぜひガリバーにご相談ください。
最後に
ガリバーはDMの印刷・発送にとどまらず企画からお客様を全面サポートしています。
この記事の詳細やDMサンプル、成功事例などお気軽にお問い合わせください。