今回は、マーケティングで活用できるバンドワゴン効果についてご紹介します。
バンドワゴン効果とは
バンドワゴン効果とは、多くの方が支持している商品・サービスに対して、さらに多くの支持が集まる心理現象の1つです。
アメリカの経済学者ハーヴェイ・ライベンシュタインによって提唱され、行列を率いるパレード先頭の楽隊車「バンドワゴン」が名前の由来となっています。
バンドワゴン効果の特長
バンドワゴン効果は、マーケティング戦略等で活用されます。
例えば、お店の人だかりやSNSで話題になっている商品を目にした時、思わず立ち寄ったり、購入してしまった経験はありませんか?
これは、多くの方が使用・認知しているので良い商品・サービスに違いないという考えから、「みんなと同じモノがほしい、同じことがしたい」という同調心理から起こる行動です。
特定の商品・サービスを多くのユーザーが利用・支持することで、安心感や信頼感に繋がります。
結果、ユーザーがユーザーを呼び、バンドワゴン効果はさらに強固なものとなります。
ECサイトなどで見られる口コミや評価を示す星の数もバンドワゴン効果が起こるきっかけになります。
バンドワゴン効果を活用する上での注意点
バンドワゴン効果を活用する上で、商品・サービスの品質は特に重要な要素となります。
品質が良くなければ、ユーザーは増えず話題にもなりません。かえってマイナスイメージが定着する可能性があります。
バンドワゴン効果を活かすためには、ユーザーが満足する品質であることが最低条件となります。
また、過剰な表現による宣伝は逆効果です。
宣伝にある表現に相当する商品・サービスを提供できなかった場合、クレームに繋がる恐れがあるからです。
さらに、事実と異なる情報や根拠のない表現を用いた宣伝は、景品表示法違反となる可能性があります。
そのため、商品・サービスの宣伝を行う場合は、事実や根拠に基づいた内容で、品質に相当した表現にすることが求められます。
DMで活用するバンドワゴン効果
バンドワゴン効果はDMでも活用できます。
1つ目は、「具体的な数字」を載せることです。
具体的な数字を示すことで、DMを受け取った方は商品・サービスの評価や性能を客観的な指標で捉えることができるようになり、購入を後押ししやすくなります。
例えば、「5年連続国内シェアNo.1」「100万人が選んだ」というように数字で表すことで、商品・サービスの「基準」と「影響力」が分かるため、ユーザーは「多くの人が利用しているなら、自分も試してみたい」という心理が働きやすくなります。
2つ目は、「ユーザーボイス」を載せることです。
実際に商品・サービスを利用したユーザーが「この商品・サービスを良いと思っている」ことが伝わる具体的なエピソードや評価を示すことで、DMを受け取った方に安心感や信頼感を与えることができます。
最後に
ガリバーはDMの印刷・発送にとどまらず企画からお客様を全面サポートしています。
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