今回はDMのキャッチコピーを作る際のポイントを6つご紹介します。
キャッチコピーとは
キャッチコピーとは、認知拡大や購買促進を目的とした広告文です。
企業や商品のイメージや価値観などを印象に残りやすい言葉で伝える「イメージコピー」と商品やサービスの特長や効果、強みを伝えてユーザーの行動を促す「セールスコピー」の2種類があります。
1.ターゲットを明確にする
初めにターゲットを明確にすることで、コピーで伝えたい内容が考えやすくなります。
例:あなたの料理をもう少しだけ美味しくします
コラム003でご紹介したちば醤油様のDMは、過去に通販で商品を購入した既存顧客がターゲットですが、そこから更に“ちば醤油様の醤油を使うお客様がどんな方なのか“を深掘りし、高級醤油を使う=料理にこだわりがあると仮定しこのコピーに決定しました。
2.自分ごと化させる
ユーザーが抱えている課題を刺激することも効果的です。
人は自分に有益な情報から得ようとする性質があるため、その心理を利用して興味を引くことができます。
例:メルマガの集客率が悪い…そんなお悩み解決します!
例:LDLコレステロールが130以上の方 放っておくと危険かも?!
例:部長の承認待ちで仕事が進まないことはありませんか?
気持ちを煽るようなコピーや危機感を持たせるコピー、共感できるコピーなど、自分ごと化させるための表現はさまざまです。
ただし「〇〇マンションへお住まいの方へ」や「ゴールドカード会員様限定」などのコピーは信書に該当するため発送方法が限られますので注意が必要です。
3.数字や擬音を活用する
数字を記載することで、目に留まりやすくなり、強調したい事柄やDMの内容に具体性を持たせることができます。
また、擬音語や擬態語を活用すると商品やサービスの特長や効果を直感的にイメージしやすくなります。
例:今だけ50%OFF!
例:面倒な手続きまるっとお任せ
例:3人に1人が使ってます
4.特別感や話題性を伝える
先着や限定、特定のユーザーを指し示す言葉があると、商品やサービス、キャンペーンに対して特別感を演出することができます。
また、世間の評価やユーザーの感想といった情報があると、商品やサービスの品質を保証することができます。
例:DMを受け取った方限定キャンペーン
例:4年連続受賞
例:ワイドショーで紹介されました
コラム029でご紹介したDMでは、「特別なお客さまへ」というコピーを添え、中にご優待クーポンを封入することでDMを受け取った方が特別感を感じられる工夫をしています。
5.企業や商品の特長を反映する
企業や店舗、商品の個性や特長を載せることで、ユーザーへの認知度が増し、親しみやすさや堅実さなどを伝えてファンの獲得に繋がりやすくなります。
例:おかげさまで創業50周年
例:顧客満足度 2年連続第1位
例:横浜駅前徒歩10秒
6.メリットやデメリットを記載する
メリットやデメリットの記載はユーザーに具体的な利益や損失を伝えることができます。
メリットは、その商品やサービスを利用することでユーザーにどのような利益をもたらすのかを記載します。
「早い」「簡単」など即時性や簡易性を強調したコピー、「最安値」など他社との比較を強調したコピー、「無料」など注文や問い合わせのハードルを下げるコピーも効果的です。
例:セール期間中ポイント5倍
一方でデメリットは、機会の損失やリスクが生じることをユーザーに訴えかけ、その損失を避ける行動を促すコピーを記載します。
例:ポイントの有効期限が迫っています
最後に
今回はDMのキャッチコピーのポイントをご紹介しました。
現状のDMの効果に満足していない方、自社の商材に適したキャッチコピーが思いつかない方はぜひ一度お問い合わせください。
ガリバーはDMの印刷・発送にとどまらず企画からお客様を全面サポートしています。
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