今回はDMの開封率を上げる4つの方法をご紹介します。
1.ターゲットに適したセールスコピーを入れる
DMを受け取る方の興味を引くようなセールスコピーを表紙に入れます。
セールスコピーで大切なのは、ターゲットを明確にし、そのターゲットにとって有益な情報や自分ごと化できるような内容を盛り込むことです。
例えば、コラム070でご紹介したDMでは表紙に“業務課題をパンで解決する”、“無料サンプルがある”ことが記載されています。業務用パンを売るための言葉ではなく、ターゲットの課題に着目して解決に繋がるような文言、問い合わせのきっかけとなるオファーを提示し、受け取った方の興味を引く工夫を施しています。

2.大きな紙面やインパクトのあるデザインにする
A4サイズや角2サイズといった大判のDMにすることで、はがきや定形郵便よりも存在をアピールできます。また、他のDMと差別化するために絵柄に合わせた型抜き加工をすることもオススメです。
コラム003でご紹介したDMは285mm×245mmの大きな仕上がりサイズで、表紙に暖簾のイラストを掲載しました。実際に暖簾をめくる感覚で封筒を開封できるユニークなDMとして好評を得ました。

3.サンプル封入や箱を使って立体感を出す
試供品や冊子を封入したDMも差別化に効果的です。
DMの中に試供品パウチなどを封入してDMにふくらみを持たせ、手にした時に「何か入っている?」と気付かせて開封を促すことができます。また、箱型のDMならその厚みと存在感を活かして、他の平らなDMと差別化することができます。
コラム048でご紹介したDMでは実際に試供品パウチを封入し、表紙に試供品が入っていることを表記しました。
試供品が入っていることを視覚と触覚で伝えることで、中身への興味を引くことができます。

また、コラム049でご紹介したDMでは箱を採用しており、中身の重さや箱の内壁にぶつかる音で、中に何か入っていることを伝えて開封を促す工夫をしています。

4.高級感や特別感を演出する
これはDMに高級感や特別感を加えることで、受け取る方の興味を引く方法です。
例えば、UVエンボス加工なら、表紙にザラザラとした質感を加えられるため、他のDMとの手触りの違いを感じさせることができます。高級感のあるデザインと相性が良い点がUVエンボスの特長といえます。
また、メタリックインキを使った印刷も光沢感や重厚感を紙面にプラスすることができるため高級感の演出に適しています。
特殊加工以外の方法では、「会員限定」や「DMを受け取った方限定」といった文言を掲載することも有効です。このような文言を載せることで自分だけにこのDMが届いたという特別感を演出することができます。
コラム029でご紹介したDMは、ロイヤルカスタマーをターゲットとし、表紙にはUVエンボス加工を施しています。さらに「特別なお客さまへ」という文言を加えることで、“あなた様だけ感”を演出した特別な案内状であることを表現しています。

DMの効果を高めるためには、第一にDMを手に取り開封してもらうことが必須条件となります。
そのためには、DMへの興味を引き、開封させるためのさまざまな工夫を施すことが大切です。
最後に
ガリバーはDMの印刷・発送にとどまらず企画からお客様を全面サポートしています。
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