今回のコラムは、特別感や高級感を演出するのにぴったりなUVエンボスメール®についてご紹介します。
UVエンボスとは?
UVエンボスとは、UV印刷機で印刷したインクの上に、2種類のニス(下地ニスと光沢ニス)を印刷する事で凹凸を生み出す印刷技術表現です。
![UVエンボス工程イメージ](https://images.microcms-assets.io/assets/f554d0c1b00a4cc7b54740259fcd00e7/1211409f152642f1a4e9c7765fb84770/UV%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%B9%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF_%E4%B8%8B%E5%9C%B0%E3%83%8B%E3%82%B9.jpg)
ツルツル・ザラザラの2つの質感を持つ、通常とは異なるDMで視覚と触覚に訴えかけ、特別感や高級感を演出する事ができます。
UVエンボスは疑似エンボスと同義ですが、 “疑似”と聞くとどうしても偽物っぽさや安っぽさを感じてしまうので弊社が2011年にUVエンボスと名付け、UVエンボスメールの商標を取得しました。
※“UVエンボス”は一般的な名詞の組み合わせということから取得できませんでした。
UVエンボスは専用の印刷機があればどの印刷会社でも印刷する事は可能です。
しかしUVエンボスを使った圧着DMを作ることは難しく、糊の量や加工機の調整といった専用のセッティングが必要となり、ガリバーでも安定した生産を実現するために幾度も試行錯誤や配達テストを行いました。
またデザインによってUVエンボスが映えないこともあるので、設備だけでなくデザイン面でのノウハウも必要となります。
UVエンボスの効果
UVエンボスには特別感や高級感を演出することができ、ロイヤルカスタマー向けのDMやバースデーDMなど特別なタイミングで送るDMにぴったりです。
エンボスのあり・なしでテストマーケを行いレスポンス率の差が約2倍となった事例もあり、見た目の変化だけではなく効果面でも期待できます。
ここまでの差が生まれた理由は、ポストの中にある他の郵便物やチラシとの差別化に繋がる質感の違いだと言えます。
UVエンボスの有無による見え方の違い
画面だけでは全てをお伝えする事は難しいですが、UVエンボスの有無でどのように見えるかを写真でお見せします。
![UVエンボス有無の比較](https://images.microcms-assets.io/assets/f554d0c1b00a4cc7b54740259fcd00e7/b01ee891003b403db54104d25ecebd04/UV%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%B9%E6%AF%94%E8%BC%83.png)
(左:UVエンボスあり/右:UVエンボスなし)
最後に
ガリバーでは、DMはお客様の手元に直接届く広告媒体だからこそ、他の広告よりも質が重要であると考えます。
アナログの良さを追求したガリバーが辿り着いたUVエンボス。画面越しでは魅力を伝えきることはできません。ぜひサンプルを手にして、UVエンボスが持つパワーを実感していただければ幸いです。
※UVエンボスメールは株式会社ガリバーの登録商標です。
UVエンボスを応用した【オーロラエンボス】はコラム066でご紹介します。
ガリバーはDMの印刷・発送にとどまらず企画からお客様を全面サポートしています。
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