DMの見積書を見て「こんなに高いの!?」と驚いた事はありませんか?
御見積書を作成する我々ですら「あれ、こんな金額になる!?」と何度も確認してしまう事があります。
今回のコラムではDMに掛かる費用についてご紹介します。
DM作成にかかる費用の内訳
ダイレクトメールの作成にかかる費用は大きく4つの項目に分けられます。
- 企画・デザイン費
- 印刷・加工費
- 宛名印字費
- 発送費
この中でも4.発送費は、多くの場合半分以上の割合を占める項目です。
DMはメルマガやインターネット広告と比較するとかかるコストは大きく、発送費の割合は部数増加に比例しさらに大きくなります。
今回のコラムでは、発送費の賢い使い分けをテーマに書かせていただきます。
まずはじめに、弊社で取り扱っている4つの発送方法について簡単にご説明いたします。(金額や特徴については本日時点の内容です。)
賢く使い分けたいDM発送方法一覧
①普通郵便(定形郵便・はがき) (※1)
日本郵便株式会社のサービス。紙面サイズやDMの仕様に制約(※2) はあるものの、通数や紙面内容に応じて割引が適用され、全国一律の料金発送が可能。信書(※3) に該当するDMも配達可能。また転居届が提出されている場合は、1年以内なら引っ越し後の住所まで転送されます。
②ゆうメール
日本郵便株式会社のサービス。配達地域や通数、1通あたりの重さによって金額が変動するものの、A4サイズなど普通郵便ではコストが高くなってしまう仕様でもゆうメールの規定内のサイズであれば安価に発送する事が可能。一定以上の通数がないと定価 (※4) でのご案内となります。また転居届が提出されている場合は、1年以内なら引っ越し後の住所まで転送されます。
③クロネコDM便
ヤマト運輸株式会社のサービス。最低通数などの条件もなく規定内のサイズであれば1通からでも安価に配達が可能。転居している場合は転送できない点には注意が必要。1通1通に番号が付与されているので宅急便同様に配達状況の確認が可能。
④一都三県など地域を限定したDM発送サービス
弊社の協力会社による地域密着型のDM配達サービス。最低通数やサイズなどの条件に加え、一定の地域に配達エリアが絞られるものの、配達コストは安くお届けが可能。
※1 郵便の種類についてはコラム009をご確認ください。
※2 はがきのルールについてはコラム006をご確認ください。
※3 信書についてはコラム009をご確認ください。
※4 ゆうメール定価は@180円~となります。(重量によって金額が異なります。)
これら4つの発送方法をターゲットや配達地域によって使い分ける事で、コストの削減に繋がる場合がございます。自社のDMにとってどれが最善の発送方法なのかわからない場合など、お気軽にご相談いただければ幸いです。
実際の発送方法の使い分け方
例えば以下のような使い分けも可能です。
しかし、複数の発送サービスを使い分ける事で宛名データの処理など、追加で費用が発生する場合もございます。御見積書を作成する際は「お客様のご要望」や「DMの仕様」、「DMの送り先が個人なのか法人なのか」といった条件に加え、「発送サービスを使い分ける事で金額が上がってしまわないか」など、お客様にとっての最善の形で発送方法をご提案させていただきます。
また、ガリバーではお届けができなかったDMの不着リストを削除し、有効な宛名データをお返しするサービスもございます。この作業はクリーニングと呼ばれ、1通あたりのコストを下げるよりも簡単にコストの見直しに繋がります。別途費用は発生いたしますが、次回以降は届かないDMを発送しなくて済み、DM以外で宛名を活用される際にも有効なリストとなるのでオススメです。ご発注の際にお申し付けくださいませ。
DMは決して安価な広告メディアではありません。
だからこそ、宛名データをクリーニングし、適切な発送方法で賢くDMを発送しましょう。
DMの発想からDMの発送 までガリバーにお任せください。
※このコラムは2022年2月1日時点の情報です。最新の情報と異なる場合があります。
最後に
ガリバーはDMの印刷・発送にとどまらず企画からお客様を全面サポートしています。
この記事の詳細やDMサンプル、成功事例などお気軽にお問い合わせください。