今回は、郵便はがきのデザインについてご紹介します。
見た目は小さなはがきですが、そこにはたくさんのデザインルールがあります。
今回は郵便はがきのデザインルール【基本編】です。
「郵便はがき」「POST CARD」の表記
「郵便はがき」「POST CARD」 の文言は、はがき料金(第二種郵便)で送る際にはがき本体への表記が必要となります。
もし、表記せずに投函してしまうと、第一種郵便扱いとなり、はがき料金での郵送が不可となります。
またこの表記は宛名面の上部または左側部の中央になければならないという決まりがあります。

切手および料金別納・料金後納マークの位置
はがきを郵便で送る際、切手を貼って投函するか、もしくは料金別納郵便または料金後納郵便にて投函をする必要がありますが、切手や料金別納・料金後納マークの位置にも細かい指定があります。
デザインが縦型の場合は宛名面左上、横型の場合は宛名面右上が指定位置となります。
また、指定位置の範囲も長辺から35mm、短辺から70mm以内に納めなければならないという決まりがあります。
切手の場合は投函直前でも貼れますが、料金別納・料金後納マークは印刷時に入れるケースがほとんどのため、デザイン制作時点で位置を十分な確認が必要です。

用紙の色は白もしくは淡い色を使用
宛名の文字情報を正しく読み取るために、使用する用紙は白色もしくは淡い色が推奨されています。
デザインの都合上、どうしても濃い色を採用したい場合は、宛名箇所が白マドの絵柄にするか白のラベルシールを使用します。

郵便番号枠の色・配置・サイズ
郵便番号を記入するために設ける枠ですが、こちらの色は印刷インキに青や黒が含まれない金赤もしくは朱色である必要があります。
また、サイズや配置についても郵便局が定める規定がありますので、郵便番号枠を入れる場合は、デザイン制作時に注意が必要です。
郵便番号枠の配置・サイズ規定についてはこちらをご確認ください↓(外部サイト)
郵便番号・バーコードマニュアル 郵便番号枠 | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)
補足ですが、郵便番号枠はなくても郵送することができます。

ここまで、あまり知られていない郵便はがきのデザインルールについて4点ご紹介させていただきました。
続編となる【応用編】では郵便の割引制度と関わるデザインルールについてご紹介いたします。
本コラムの内容や気になる点などがございましたら、お気軽にガリバーまでお問い合わせください。
これからDMを検討されている方も、これまでに実施したはがきやDMについてのご相談も、お気軽にお声がけいただけましたら幸いです。
最後に
続編の【応用編】はコラム028になります。
ガリバーはDMの印刷・発送にとどまらず企画からお客様を全面サポートしています。
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