今回はDMのレスポンス率を上げる4つの方法をご紹介します。
1.オファーを用意する
オファーとは、ユーザーが商品を購入したり、問い合わせを行う際に与えられる付加価値です。
10%OFFや送料無料などが代表例で、DMでは“レスポンスを後押しする魅力”や“レスポンスによって提供できる価値”を指します。
DMの広告効果を上げる5つの要素の1つであり、オファーがあることでレスポンスに繋がる行動の動機付けを行うことができます。
DMの広告効果を上げる5つの要素についてはコラム007で解説
コラム070でご紹介したDMでは、DMを受け取った方限定で無料サンプルをお送りするというオファーが記載されています。
“無料サンプル”というオファーがあることで、申し込みのハードルを下げて、かつユーザーにお得感を与えることができます。

2.レスポンスツールを用意する
レスポンスツールもレスポンスを促す方法で、DMの広告効果を上げる5つの要素の1つです。
DMを受け取った方がスムーズにレスポンスできるよう、目立つ位置にレスポンスツールを付ける、ミシンを入れて切り取りやすくする、事前にお客様情報を印字して記入項目を減らすといったお客様の手間を省く引き算を用いた工夫を行うことが大切となります。
コラム005でご紹介したDMでは、返信はがき付きのDMをお送りしています。
はがきには、切り取り用のミシンを入れ、お客様の情報もあらかじめ印字してあり、手間を省いて返信しやすい工夫を施しています。
また、上から順に読み進めた先に返信はがきを付けることで、視線誘導によってレスポンスツールがあることに気付きやすくなります。

3.QRコードでWEBへ誘導する
DMにQRコードを印刷してWEBサイトへ誘導する方法も効果的です。
DMでキャンペーンや新商品の告知を行い、QRコードからECサイトや問い合わせフォーム、ランディングページに誘導するなどの手法が挙げられます。
DMやWEBサイトといった複数のメディアを活用することをクロスメディアと呼び、マーケティングにおいて効果的な手法となります。
ターゲティングに優れているDMと、情報量を多く載せることができるWEBサイトがそれぞれの得意分野を補完し合うことで、ユーザーに届けたい情報をピンポイントで送り、レスポンスまで誘導する導線を作ることができます。
4.来場・来店を促すチケットを封入する
来場・来店といった行動もレスポンスの1つになります。
例えば、コラム055でご紹介したDMでは、展示会の招待状として、来場を促すチケット入りDMを実施しました。
チケットには来場時に必要な事前登録を行うサイトへリンクするQRコードを印字し、チケットを持ってブースまで来ていただいた方にノベルティをプレゼントするという企画を実施する旨を記載することで、ユーザーの興味を引くようデザインしています。

また、コラム029でご紹介したDMでは、DM限定のご優待クーポンを封入し、来店だけでなく購買活動も促しています。

DMでユーザーの行動を促してレスポンスを獲得するためには、ユーザーにとって有益な情報を提示したり、わかりやすくてユーザーの手間を減らした工夫を施すことが大切です。
最後に
ガリバーはDMの印刷・発送にとどまらず企画からお客様を全面サポートしています。
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